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防火地域・準防火地域とは?
カテゴリ:お役立ちコラム  / 投稿日付:2022/10/27 10:02

防火地域・準防火地域とは?



こんにちは!
センチュリー21SEEDの岡村です。



朝晩は冷えるようになってきましたね。
体調に気を付けてお過ごしください。



そろそろこたつを出そうかと思ってます。



さて、今回は防火地域・準防火地域とは?について
お伝えしていきます。



防火地域とは、耐火性能の高い建築物などの
建築を促進することにより、火災の発生・拡大を
防止しようとする地域です。



防火地域
防火地域は主として都市部の密集市街地
(主に店舗併設住宅・商店や事務所などが密集した地域)に
していされており、主要な幹線道路に沿って
線状に指定されていることが多いようです。



準防火地域
準防火地域は、都心と郊外の住宅地との
中間の地区に主として指定され、都市部では
かなり広い範囲で指定されています。



防火地域内の制限
都市計画で防火地域と指定された地域では
火災の危険を防ぐために、建築物を耐火建築物「等」、
または準耐火建築物「等」とするよう規制があります。
「等」・・・同等以上の延焼防止性能がある建築物が
含まれます。




防火地域内の制限
原則・・・3階以上(地階含む)の建築物
     または延べ面積100㎡を超える建築物




準防火地域の制限
原則・・・4階以上(地階除く)の建築物
     または延べ面積が1500㎡を超える建築物



防火地域・準防火地域には
次のような屋根と開口部と外壁に
関する共通の規定があります。



屋根
市街地のおける火災を想定した火の粉による
建築物の火災発生を防止するため屋根に
必要とされる性能に関して建設物の構造及び用途の
区分に応じて定められる一定の技術的基準に
適合するもので、国土交通大臣が定めた構造方法を
用いるものまたは国土交通大臣の認定を受けたものと
しなければなりません。



開口部
外壁の開口部で延焼のおそれのある部分に、
一定の構造の防火戸その他防火設備を
設けなければなりません。




外壁
外壁が「耐火」構造の建築物は
その外壁を隣地境界線に接して
設けることができます。




また防火地域だけの規制で
防火地域内にある看板・広告塔・装飾塔等の
加工物で、次のどちらかに該当するものは
その主要な部分を「不燃材料」で造り、または
覆わなければいけません。
・建築物の屋上に設けるもの
・高さ3mをこえるもの



最後は防火地域等の内外にわたる場合に
ついてです。




建築物が防火地域と準防火地域、規制の異なる区域に
わたるときはその全部について規制の厳しい方の
ルールを適用します。



ただし、建築物が異なる区域外において
防火壁で区画されているときは、その防火壁の外に
ついてはその地域の規制を適用します。



例えば、建築物が防火地域と準防火地域に
わたる場合で、準防火地域の部分に防火壁が
設けられているときは、その防火壁の外(準防火地域側)に
ついて準防火地域の規制が適用されます。



以上が防火地域・準防火地域とは?に
ついてでした。




理想の家探しはぜひ
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お手伝いさせてください。
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最後までお読みくださり
ありがとうございました。

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